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防水工事の躯体調査とは?必要性や調査方法を解説

こんにちは!静岡県富士市に本社を置く株式会社雅です。
弊社は富士宮市など県内および関東エリアの塗装工事や防水工事などを行っています。
防水工事を行うには事前に現地調査を行いますが、躯体調査を実施することもあります。
現場に携わらない方にとって躯体調査といわれても何か分からず、どのような調査を行うのか不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は防水工事の躯体調査について必要性や調査方法をご紹介します。

躯体調査とは

家のはてな
躯体調査は建物の構造について、さまざまな機械を用いて調査するものです。
調査は建物の中でも鉄筋コンクリートを対象に行う不具合調査ですが、実施するときはすでに不具合が発生している可能性があります。
建物の不良とは、雨漏り・漏水・施工不良・耐震性の低下・構造部の破損などです。
不良箇所は建物を使用することや生活する方によって重大な問題のため、躯体調査が必要といわれた場合は事態を認識しておくことが大切です。

躯体調査の必要性

躯体調査は建物を建設した後に不具合を感じたときや、外壁塗装工事・リフォーム・防水工事の前に実施することがあります。
現地調査では目視によりシートの防水具合や塗膜の状況を確認できますが、構造部までは調べられません。
躯体調査は表面の破損や浮き、剥離だけでなく、超音波などを使用して建物内部の漏水箇所まで特定できます。
そのため、漏水箇所について内部を調べる必要があると判断したときに躯体調査を実施します。

躯体調査方法

躯体調査は鉄筋コンクリート構造の建物にレントゲン撮影を行い、同時にレーダー探査によって鉄筋までの深さなどを調べます。
シュミットハンマーを用いてコンクリートに打撃を与えて強度を確認し、劣化状況を調べるため一部を採取しなければなりません。
採取後の穴は無収縮モルタルを埋めて補修し、採取前とほぼ変わらない見た目まで仕上げます。
むき出しになった鉄筋はサビの状況や鉄筋の径を調べ、公的試験場にて強度の測定を行います。

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