こんにちは！
静岡県富士市に本社を据えて、富士市や富士宮市から関東一帯に施工エリアを設定し、外壁塗装や屋根塗装、床塗装、防水工事などの施工をお受けしている株式会社雅です！
工場の床には塗装が施されている場合が多いですが、これにはれっきとした理由が存在しています。
そこで今回のコラムでは、工場の床塗装をする理由と必要性についてご紹介します。

コンクリートの特性

床の土台となるコンクリートには、いくつかの特徴があります。
まず圧縮強度に非常に優れており、上に重い物を乗せても耐えられます。
そのため、工場などの重量のある設備を設置するような場所や、荷物を大量に保管しておく場所などに適している床材です。
しかし、コンクリートは摩耗しやすく、くり返し表面が擦られるとすり減ってきます。
工具などが引っかかっただけでも傷ができる可能性があり、人やフォークリフトが通る場所には轍ができることもあります。
また、コンクリートは強アルカリ性なので、酸で劣化するのも特徴的です。
酸性の液体が触れると腐食が起き、腐食は内部まで進んでいきます。

塗装でコンクリートの弱点をカバーする

上記のような特性を持つコンクリートには塗装を施すと、弱点を補うことができます。
コンクリートに使用される塗料は、種類によってはコンクリートの4倍に匹敵する耐摩耗性を持たせることも可能で、床の寿命を延ばすこともできます。
また、耐薬品性が高い塗料もあるので、床の腐食を防止することも可能です。
薬品を取り扱うような工場や食品加工を行っている工場では、この特性が床の寿命に大きく関わってきます。
更にコンクリートの伸縮目地の補強もできるので、ひび割れが発生してしまうのを防止する役割もあります。

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